某フリマで SVEA 123R を入手したので、パッキンの交換と表面の研磨をした。
まず風防とチューリップ (火口) を取り、調整キーでニップルを回してはずす。
調整キーでスピンドルを左に回して中のニードルを上にめいっぱい上げ、ニードルをつまみ上げながらスピンドルをさらに左に回して取り出す。
スタッフィングボックスを調整キーかボックスレンチで回して取り外す。調整キーだと1周まわしきれないので、ボックスレンチのほうがいい。
なお、このあと交換するグラファイトパッキンは、スタッフィングボックスの締め込みで変形させてスピンドル周りの隙間を密封しているので、スタッフィングボックスをいちど外したらグラファイトパッキンは換えたほうがよさそう*1。
スタッフィングボックスを外したら、調整キーでスピンドルを左に回しきってはずす。
古いグラファイトパッキンとメタルリングが一体化したなにか。
マイナスドライバなどできれいにはがす。
バーナーの中に古いグラファイトパッキンが残るので、千枚通しなどでかき出す。
注油口のフタをはずし、裏側のパッキンをマイナスドライバなどで取り出す。
写真に残してないけれど、しくじってフタ本体に傷が入ってしまった。
ピカールで研磨。映り込みチェックが大変になった。
新しい注油口パッキンをはめ込む。
マナスル121用のものが適合する。
すみっこが浮くので、マイナスドライバなどできれいに押し込む。
スピンドルの取り付け。
メタルリング → 新しいグラファイトパッキン の順に通し入れる。
メタルリングには向きがある。中心に向かってくぼんでいる面をグラファイトパッキンに向けて通す。
バーナーに差し込んで右に回して固定。
スタッフィングボックスをはめ、しっかり締める。
ニードルの高さ調整の手順にしたがって、ニードルをバーナーに入れる。
調整のコツはニードルのラックとスピンドルのピニオンが適切にかみ合うように、ニードルをかるくつまんでゆらしながらスピンドルを回すこと。
また、スピンドルを右に目一杯回したときの調整キーの向きを覚えておき、ニードルを入れたあともその位置まで調整キー (=スピンドル) が回せるか確認すること。回せないと消火ができない*2。
上の写真だけタンクにシミがあるのは、火だるまにした後日いじったついでに撮影したから。
ニップルを締め、スピンドルを左に回しきったときにニードルが飛び出ることを確認する*3。
炎の出があまり均一じゃないのでニードルを換えたほうがいいかも*4。
ナチュラム修理ブログ:【OPTIMUS SVEA123R】ニードル調整
https://naturumrepair.naturum.ne.jp/e2491357.html
SVER 123R メンテナンス - 自然が大好き
http://iwatekko.blog63.fc2.com/blog-entry-779.html
スベア123Rのメンテナンスに挑戦!消火できない症状はクリーニングニードルの調整で解消できます
https://keromarutenchou-blogroom.com/svea123r-mentenansu2/
耕作ときどきキャンプ:Optimus 123Rのニードル調整
https://horikosaku.naturum.ne.jp/e1172386.html
オプティマス・スベア123rの不完全燃焼解消メンテ報告
http://tanken.my.coocan.jp/tanken-2019stove123r.html
yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1556/
http://yuz1.blog.shinobi.jp/Entry/1556/
blog バイクにのる人Optimus 123R(SVEA)メンテナンス
http://ridesbike.blog97.fc2.com/blog-entry-380.html